Monthly Archive: 2019-October

大人になってから花粉症を発症する理由...

花粉症はもちろん、アトピー性皮膚炎やぜんそくなどアレルゲン(身体にとっての異物)の侵入によって発症する病気は、発症しやすい年齢がそれぞれ異なります。 病気の抗体が体内に作られたのち、抗原(花粉)がどれだけ体内に入ったかによって、発症するタイミングが異なるという仕組みです。 大量に侵入すれば幼少期から発症しますが、少量であれば長期間かかるため大人になってから発症します。 中でも花粉症の場合、季節病であるため一年の内でもほんの一時期しか抗原・花粉にさらされません。 一定量の抗体が蓄積されるためには長い期間が必要であり、子供よりも大人の方が発症しやすいのはこのためです。 発症のピークは20~30代であると言われています。 ただし、近年は低年齢層での発症も目立ち、小学生児童でも発症することが多いとされています。 スギ花粉の季節はなるべく山林に近寄らないようにしたり、マスクをつける習慣をつけるよう心がけましょう。 また、免疫力を向上させてアレルゲンを跳ね返す強い身体を作る必要もあるため、規則正しい生活習慣や栄養バランスのとれた食事習慣に関しても気を付けましょう。 特に、揚げ物や肉料理に含まれるリノール酸や動物性脂肪の摂取しすぎは発症を招く原因となるため、要注意です。 花粉だけでなく、他のアレルゲンや負荷にも注意が必要です。 スギの少ない都会より、自然の多い地域の方が罹患者が多いかと思いきや、都会の方が多い傾向にあります。 この理由は、花粉症の発症条件が花粉だけではなく、自動車の排気ガスやハウスダストといった環境汚染や他のアレルゲン、そしてストレスなどあらゆる要素が関係しているからです。 成人になると、仕事や生活圏が都会になりがちである点も、大人での発症を加速させています。 花粉症を一度発症してしまうと、加齢による身体の免疫力の低下や、鼻・喉の粘膜の機能の低下があるまでは毎年続きます。 自然治癒率も低いため、マスクをつけたり窓を締め切ったりして予防するなど、上手に付き合っていく必要があります。 アトピーが大人になったら治る理由 アトピー性皮膚炎が大人になると治る理由は、発症原因の違いにあります。 多くの場合、大人になってから発症するのは環境が原因である例が多いことに対して、子供の場合は消化器官や皮膚機能が未熟であることが原因である例が多いです。 幼少期に出現するアトピー性皮膚炎は、生まれつきの体質であることが多く、顕著に発症しだすのは1歳過ぎの頃からとされています。 消化器官が未熟である際に見られるアレルゲンの例として、卵が挙げられます。 体内の細胞が、卵に含まれるタンパク質を病原菌など外敵と勘違いして排除する指令(ヒスタミン)を出し、粘膜細胞を刺激して、かゆみや湿疹・じんましんなどを発症します。 しかし、成長して胃や腸が発達すると卵に含まれるタンパク質をそのまま吸収するのではなく、消化して分解できるようになり、今まで蓄積されていた抗体に反応しなくなります。 その結果、外敵と判断しなくなって次第にアトピー反応が見られなくなるという仕組みです。 もうひとつの原因である、皮膚機能の未熟さについても見ていきましょう。… Read more